2013親爺のずぼら絵日記(夏)・・・・・六月となりました。剱御前小舎も季節は夏山へと移ろいます。
                                                で、例により親爺はここに、項を改めてみました。
                                                内容は全く変わりませんが季節が移ろいますので。   2013/06/01 親爺



8/31
 いよいよ今日で8月も終わる。明日からは9月、秋山へと突入する。
 夏山の終わり際の今日に大きなキャンセルが続いたが、この天気では如何ともしがたい。7月が酷い成績だったが、8月は何とか例年並み
の成績を残したから、これで良しとせねばならぬ。
 7月の終わりにも書いたかも知れぬが、心機一転、明日からの秋山に向かおう・・・。
 開店休業状態の剱御前小舎だが、こんな時こそしょげてはいけない。
 みんなで、心平のジビエ料理と、サンゲとミンマのネパリーモモで、明日から始まる秋山の前夜祭となった。
 恐らく小ガモだろう、お椀に入ったたれで付け焼きにデモするのだろうか・・・・・。


 お客様が居ない剱御前小舎だから、夕食も5:20から・・・・・。ウサギや小ガモのジビエに、みんなで作ったモモで盛り上がった・・・。
  


8/30
 昨日からの悪天予報が先ずは当たり、100パーセントの予約キャンセルだ。
 昨日はこのように穏やかな剱だったが・・・・・・・・・・・・・・・        今朝は何やら怪しげな雲行きで風も15mばかり吹いている・・・。
 

  こんな日はチビチビといっぱいやるに限る・・・。サンゲおじさんはもうちょっと良い機嫌・・・・・。でもいい顔してるなサンゲは・・・。
 


8/29
 真夏が戻ってきたような朝の陽射しで目が覚めたが、窓を開ければやはり幾分涼味を持った空気が流れ込み、秋の
気配が感じられる山里だ。
 不動山と閻魔堂の木立の狭間に大日岳を仰ぎ見る、相変わらずの山里の親爺部屋からの眺め。
 今度9月に入山すれば、初氷や、初雪を見て、直ぐに紅葉を眺め小屋閉めとなる。
 時の移ろいの早さを改めて痛感する今朝の親爺だ。


 堺市にお住まいのNさんに頂いた大好きなカレンダーも「烈風」の8月がもう終わる・・・・・。


8/28
 いよいよ秋山の気配が漂い、先ず朝晩の気温が下がってきた。
 ここ2,3日は、朝は概ね4℃程まで下がり、日中の最高気温も12℃が上限だ。
 いよいよ登山でも本格的な防寒具が必要になってきた。


 ネパールからの客人、ミンマがダルスープを作ってくれた。
  

 高級な黒部スイカを頂いて、大喜びのミッチャン以下その他???ダルバットは美味そうだな。
 


8/27
 今朝の剱岳だ。下界にいる親爺に、優しいクミチャンがHP用にと送ってくれた。
 親爺部屋の窓から山を見上げると、大日がくっきり姿を現していて、蒼の上には澄んだ青空が広がっている。
 今日は立山も素晴らしい登山日和だろう。


      いつもお世話になっている県警の皆さんから、何と黒部スイカの差し入れを頂いた・・・・・・・。
        

 ミッチャンはスイカが大好き。好きな果物はと問われれば、「スイカ、小玉スイカ、黄色いスイカ」とベスト3までスイカが
並ぶくらい好きなのだそうだ。黒部スイカはスイカの王様。「かかれ」の合図と共に夢中・・・。
 気付いたときには両サイドに座った、若いミンマと勇太が驚き目を見張り、呆れたほど食べていた・・・・・。
 


8/25
 下界でHPを更新する親爺。剱御前小舎にいても、下界にいてもしていることは一緒・・・。
 さすがにフリースは脱いでいるが、Tシャツ一枚ではちょっと寒くて・・・・・。


           下界では桔梗が咲き・・・                         バラも咲いて、山里も未だ暑い。
 


8/24
 下山中の親爺に、優しいヒデとクミチャンが写真を送ってくれた。
 おかげで、こうやって新しい写真を絵日記に貼り付けできる。昨日の雨天の一瞬の止み間に姿を見せた剱だ。
 天気予報では今日午後からお日様マークが出て、明日日中も曇りの予想ながら晴れマークが見えている。8月最期の
週末も、どうにか少し賑わってくれそうだ。


 一昨日の昼近くに晴れ間が広がり、夕刻には詰まったスケジュールの中東邦のラマが飛んでくれて剱御前小舎待望の
生鮮食料も届いた。恐らく今日午後辺りから又こんな天気が戻って来るだろう。
         


8/23
 昨日の夕方まで足下に見ていた大日岳を、今朝は遙か頭上に仰ぎ見ている・・・。
 可成り切羽詰まっていた剱御前小舎の生鮮食料や冷食、ジュース類などの空輸が昨夕17:00直前から始まった。空輸は
天気との闘い。更にそこへ持ってきて東邦航空のヘリの輸送スケジュールとの闘いでもある訳で、夏山最盛期は我が立山
エリアばかりではなく、白馬や、八ヶ岳他、北アルプス、中央アルプス、南アルプスと、それこそ航空機視野の広い範囲の
山小屋の空輸が目白押しとなっていて、天候で一端予定が狂うと、ついついめどの立たぬ状態になる事も間々ある。
 それが昨日の状態で、僅か一日悪天候で日程がずれただけなのだが、お盆の好天で客足が伸びたため各山小屋思わぬ
誤算で、売り物のジュースや、生鮮食品、米までが底をついてきて、慌てたのだ・・・・・。
 親爺たちのことだ、東邦航空へのリクエストも可成り荒い言葉が飛ぶようになる・・・・・。が、小松所長直々の采配で、17:00
直前から空輸作業が始まり、剱御前小舎、剱沢小屋、早月小屋、仙人ヒュッテ、奥黒部ヒュッテの各山小屋に、必要な物資
がほぼ万遍なく空輸された。
 で、親爺も剱御前小舎裏のHPまで上り下り3回目で、ようやく下山できたし、心平も親爺と交代で剱御前小舎裏に降り立っ
た昨夕だったのである。
 「いやいや、小松所長有り難うございました。お陰様で親爺は今朝、遠雷を遙か頭上の大日の彼方に聞き、食糧の補給な
った各山小屋も皆感謝しております。本当に助かりました。」
 昨日まで足下にあった大日岳を、今朝はその山裾すら見上げている親爺だった。


8/21
 昨日はキャンセルが相次ぎ、お客さまは3名様のみ。
 今日も昨夜から雨が降ったり止んだりで、ガスはかかりっぱなし・・・・・。風は幾分止んで来たが鬱陶しい
天気になっている。
 昨夜は久々に暇だったので、毎年ネパールから遊びに来るミンマが腕をふるって、ネパールの焼き鳥、シ
ェクワを作ってくれた。


 シェクワは鶏肉にクミン、ターメリック、ニンニク、生姜、唐辛子、塩でしっかり味付けをし、これを串刺しにして
焼く料理で、今回は鶏肉だったが、ネパールでは水牛や、イノシシ、山羊などの肉も使い、屋台で売り歩く庶民
的なものだそうだ。針金の串が面白い・・・・・。


     みんなでわいわい言いながら、早い夕食で盛り上がった昨夜である・・・・・。
 

               


8/20
 久しぶりの雨が降って、ガスがかかった朝を迎えてる。
 風も少し出て、6〜7mほど吹いてはいるが、ここ別山乗越は風の通り道で、この位は当たり前。
 今朝の外の様子を撮ろうと親爺部屋の窓を開けたら、ヒデ副支配人が立っている・・・。で、カメラを向けると
条件反射のようなポーズである・・・・・。
 外気温は12℃くらいだろうが、若いヒデには全く関係なし、半袖Tシャツ一枚で、「寒くないです。」だそうだ。
 親爺などフリースを着て未だ寒く、ストーブを焚こうかどうしようかと迷っているというのに・・・。
 今日は予約も殆どなく、人通りも流石に少ない。


8/19
 今朝も穏やかに明けた。
 昨日の夕景は美しく、でもそれを見に外へ出たお客さまは寒かったようだ


 男所帯の剱御前小舎の夕飯はミンマの手料理、本場チキンカリー・・・。非常に美味くて辛かった。


8/18
 朝靄で明けた。このガスは徐々に薄くなり、もうしばらくで又晴れるだろう。


 今日からは予約も少なくなる。で、休暇を取ったクミちゃんは友達と雄山縦走に出かけた。
 すごい快晴に恵まれて、楽しかったようだ。
  


8/17
 10:30現在快晴となった剱御前小舎。
 空の青さが綺麗だ。


 30数年前の学生アルバイトだった、伊東君が奥方と可愛い二人のお嬢さんを連れて遊びに来てくれた。
 親爺の手元にあった立山ガイド史に末のお嬢さんが興味を持ったので、その可愛い笑顔に負けて、親爺
から1冊プレゼント。お嬢さんより、「伊東、お前がしっかり読んで勉強しろよ。」・・・。


 早朝6:00前の本日の剱。
 雲がちだが、視界も良く風もない、穏やかな登山日より。
 午後からは少しガスが出るだろうが、大きく崩れることは先ず無いように思う。
 でも登山者の皆様には、早出早着の原則を守ってゆったりと時間的な余裕を持って行動いただきたい。
 昨日も信じられぬような事故・・・。何とノーザイルで八峰の五峰に登って、降りられなくなって救助を要請した
大馬鹿者が居た。
 岩峰はノーザイルで登れても、ノーザイルで下れない事が多くある。こんな山のイロハのイも知らずに、晴天
下を体力だけで動き回り、気付くとしっかり遭難していた・・・・・。だから「山をなめるな」と言うのだ・・・。
 静かに穏やかに佇む剱岳、でもその険しさは昔も今も変わらない。


8/16
 穏やかな朝だ。視界もクリアで、素晴らしい青空が広がる。

 
 薬師岳の太郎小屋グループのオーナー五十嶋博文氏の兄上、五十嶋一晃氏は法政大山岳部のOBだが、
この度「立山ガイド史」と言う本を発行された。十五年も前に着手されたと云う労作で、実に詳細に多岐にわた
り立山山案内人(ガイド)の歴史を網羅しておられる。
 一晃氏には個人的なお付き合いもあり、そのお人柄も良く存じ上げている。我が山言葉で言えば「酒の好き
な根性良し」であり、我が家の爺様の仲間には極めて愛された人であるが、もちろん親爺達から見れば、大先
輩であり、滅多に表には表さぬ底知れぬインテリジェンスや、飄々とした中に秘めた情熱の強さを、折に触れ感
じさせる人である。
 一晃氏の「立山ガイド史」は著作としてのみならず、立山ガイドに関わるデーターベースとしてもこれ以上のも
のは無いだろう。


8/15
 薄いガスで明けた今朝だが、もうガスは切れてきて、青空が広がり始め、剱も顔を出してきた。
 宿泊客は少ない剱御前小舎だが、通過客が結構多く、飲み物が良く売れている。
 お盆ももう、今日明日だけ、久々に山で迎えたお盆は、下界より一足も二足も早い秋の気配が漂う。
 今日は心平が入山してくる。
 窓外に目をやると、いつのまにかガスは切れ、夏山の青空が広がっている。
 未だ6時過ぎだというのに、雷鳥坂から、別山からと、登山客が次々と通り過ぎて行く。


8/14
 今日も快晴の立山。昨夕の落日も見事だった。お客さまも寒い中、外へ出て夕日を眺めていた。


 剱沢の女将さん、里子姉から頂いたおはぎと、それを有難く頂く親爺。このおはぎの由来は続・立山夜なべ話、第19話に
「剱沢からのおはぎ」として掲載。
 


8/13
 今朝の親爺部屋からの景色。暑そうな富山平野が温気に霞み見え、大日岳も足下に見える。
 穏やかな、清々しい少し肌寒いほどの朝だ。
 昨夜まで、毎日ほどほどに賑わっていた剱御前小舎だが、今日からは予約も少なく、少々寂しいお盆休みの
日々となる。
 天気がよいので、ぶらりとやってきたお客さまが飛び込みで来られても、楽に泊まれるだろう・・・。


 剱もすっきりと姿を見せている。下界の暑さは想像できぬ・・・。


8/12
 最近はお客さまの遅い到着が目立つ。
 山は「早出、早着」が原則、と親爺は今も思っているのだが、おかしいのだろうか?
 朝食は午前5時から、夕食も午後5時からを基準にして、山小屋は回っていて、これは剱御前小舎のみ
ならず、立山の殆どの山小屋がこの時間を基にしているはずだ。
 そんな中で、17:00過ぎの到着はザラで、過日など15:00を過ぎた時点でご予約未着率は70パーセントを
超えていた・・・。
 確かに天気に恵まれた夏日、辺りの景色に見とれてついつい遅くなる事は当たり前かも知れない、でも
それは3000m級の高山ではかなり危ないことなのだ。天候の急変で、ガスがかかり落日ともなれば、さて
どう対処したらよいのだろう?多くの山の経験を持ち、雨具、照明、非常食などの万全の装備を持っている
ベテラン登山者は先ずこんな危険は犯さない。経験も装備も怪しい、山慣れぬ人に限ってこんな失敗をす
る・・・だから余計危なくて、廻りを冷や冷やさせるのである。
 少なくとも山小屋泊まりで登山をされる方々は、遅い到着が何処の山小屋でも歓迎されぬ事を覚えてお
いて頂きたい。せめてやむを得ぬ場合は、事前に電話連絡でも入れておいていただければ有難い・・・。
 最近の山岳雑誌には、こんな基本的な登山心得など殆ど掲載されず、華やかなヤマガールと便利な道
具、果てはヤマランチやらヤマヨガとやらが幅を利かせてばかりいる様だから、あえてここに一言「いわでも
がな」の事を言っておこう。
 今朝の剱は快晴。宿泊の皆さんも早朝からご来光を見に忙しかった様だ。
 


8/11
 8:10、晴れてきた・・・・・。

 昨夜は週末で、剱御前小舎もほどほどに賑わった。
 下界は毎日が猛暑日らしいが、立山は、昨日などほぼ一日ガスに覆われた日となって、せっかくお越し下
さった皆さんには申し訳ないような気分になる親爺だ。
 今朝も日の出前はすっきりと剱や大日が顔を出していて、剱御前小舎の宿泊客の皆さんも、4:30頃には外
へ出て、ご来光を拝みに御前山の方へ登って行かれた。
 が、如何だったのだろうか?ちょうどその頃は親爺が布団から抜け出し、朝の身繕いにかかっている頃で、
うっかり見逃してしまったが、どうも日の出直後から薄くガスが流れ初めたらしい・・・。
 で、今は薄いガスがかかり、大日がかろうじて見えている。けれど昨日とは違い、今日はきっと青空に恵まれ
ると確信する親爺だった・・・・・晴れて欲しい!!


8/10
 昨日とよく似た天気で、今はガスに包まれているが、恐らく遅くとも午後にはこのガスも晴れ、青空が戻って
きそうな気配だ。
 ガスはかかってはいるが、ぬれることは先ず無く、雨具は要らぬ。
 でも気温が幾らか低めなので、一寸小休止の通過客も少し寒そうだ・・・・・。


 昨夕の夕景を偵察に出た、ヒデ副支配人兼釜長。「百閭<Kネ」が妙に似合う。
 非常にしっかりとした若者で、小屋スタッフのまとめ役。でも、どうして「気をつけ」の姿勢なのかは謎・・・。
 


8/9
 予想通り9:00過ぎから晴れ上がった。この剱をご覧じろ・・・。


 予定の空輸も無事終了、もうすぐ心平も空からやってくる・・・・・。東邦航空さん有り難う。
 


 昨晩はお客さまも50名様足らずで、夕食は午後5時から始まり、2回戦で6:30には終わった。
 スタッフの夕食には辛いタイカレーを親爺が作った(大半はヒデ釜長の仕事)ので、みんなで食べた。
 食べているときに薄いガスの彼方に夕日が沈み、ガスが赤く染まって綺麗だった。
 タイカレーもかなり評判良く、新人のユウタは3杯、ヒデやサンゲ、ミンマも2杯、クミちゃんは解らない
が、とにかくよく食べてくれた。資材調達で下山中の心平にも喰わせた程の上出来カレーであった。


   賄いのタイカレーは評判が良く、定番カレーになるかも知れない・・・・・。


8/8
 昨日ようやくヘリが飛んだ。剱御前小舎も剱沢小屋も早月小屋も、生鮮食料が切れそうで冷や冷や
下が、予定より5日遅れで空輸が完了した。が、明後日又空輸予定だ。と言うのもこの時期は一年で
一番お客さまの多い頃だからで、冷凍食品、生野菜などの補給が欠かせぬのだ・・・。
 で、親爺もようやく小屋に戻った。


 一夜明けた今朝、未だ少しガスが流れて雲がちな空だが、今日も穏やかな登山日和になりそうだ。
 剱に何やら変な雲もかかっているが、まあ大丈夫だろう。


8/7
 いつもはたいてい山にいるこの時期、下界の庭に降りしきる猛烈な雨を見ていた。
 今朝の立山は快晴。今日こそ空輸作業は大丈夫だろう。
 それにしても昨夕のこの集中豪雨、驚いてしまった。親爺今から入山だ・・・。


8/6
 親爺の同級生で、今も芦峅寺に住んで山小屋経営をしているのは、室堂山荘の親爺だけだが、その室堂山荘の若旦那
であるタクチャンは、これまた親爺の末娘と同級生である。
 そのタクチャンがいよいよ跡継ぎとして、室堂山荘に入った。親爺には息子が居ないので、これはうらやましい話だと思い
ながら、なかなかそのタクちゃんの顔を見る機会がなかったが、今日国見HPで、ヘリの空輸待ちをしている時に、室堂山荘
の車で乗り付けた若い衆が居て、それが何とタクちゃんだったとは、親爺も全く気付かなかった・・・。
 室堂山荘の親爺と電話で話しているうちに、件の若い衆がタクちゃんだと解って、驚いたのなんのって・・・・・・・・・・。
 子供の頃の面影はなく、すっかり大人びた良い若い衆になって居るではないか。「おい、タクちゃんこのオッちゃんが誰か解
るか?」と声をかけても分からぬ様子。「ユウキのお父さんだぞ。」と言うと、「あっ、解った。ユウキのお父さんだ。」と、まあ、
実にたわいない話だが、親爺は妙に感じ入るところがあったのである。
 世代交代、代替わり、後継者等という単語が次々と脳裏に浮かび、いつの間にか受け継ぐ側ではなく、申し送る側に立って
いる自分に気付いたからである・・・。
 光陰矢の如し。まさしく矢のごとしである・・・・・。
 室堂山荘の、4代目になるのかなタクちゃんは・・・。もう昔の面影は殆ど無い、立派な若者だ。
 可成りうらやましい・・・。


 今日もこんな天気で、空輸作業はならず。

 


8/5
 稜線のガスが切れない・・・。空輸作業が出来ない。
 国見HPで昨日も一日、親爺は天候待ち。
 が、空輸はならず、夕刻まで待ってむなしく下山・・・・・。
 心平支配人から「剱御前小舎の外履きスリッパが約半数紛失した・・・?」と、連絡が入って親爺も驚いた。
 値段にすればたかだか500円ほどの外履きスリッパだが、一挙に半数(7〜8足)も紛失するなんて考えられない出来事で
ある。誰かのいたずらか・・・と考え込んでしまったが、山小屋経営36年目にして初めての珍事???何と言ったら良いのか
言葉もない・・・。
 立山の天候が優れぬせいなのだろうか、おかしな事もあるものだ・・・。


8/4
 昨日は一日良く晴れて、落日もきれいだった。
 北陸地方もついに梅雨明け。が、今朝は又小雨で明けてがっかり・・・。
 昨日の空の青さが印象的だった。


 剱御前小舎の前にも久々の人通りが戻り、賑わった。


8/3
 立山に青空が帰ってきた。この後の予報はお日様マークがズ〜っと続く。嬉しい。
 山はやはり晴れた日がよい。身軽に行動できるし、見晴らしが利けば楽しい。
 全く長い北陸地方の梅雨だったが、恐らく今日で明けるだろう。
 立山の山小屋の親爺たちには、今からが本当の夏山の始まりだ。
 親爺には、剱御前小舎に投宿されたお客様が、小屋の前から朝日や夕日を見て大喜びしてくれる姿を見る事ほど嬉しい
ことはない。「ああ、山小屋をやっていて良かった。」と、しみじみ思える瞬間だ。
 今日からは当分、そんなお客様の姿を見ることが出来るだろう。そしてお客様の感動の分だけ、親爺も又感動するので
ある。
 さあさあ、皆さんどうぞ、剱御前小舎へご来光や、落日を楽しみに来て下さいよ〜。


 御前山にはこんなお花畑が数多くある。この長雨のせいで、花は生き生きしている。晴天の下の花は一段とあでやかだ。


8/2
 今日は空輸日で、親爺も国見HPに朝から出かけ、待機していたが朝は大雨、その後はガス、そして晴れ間が出ては又
ガスがかかり晴れて・・・と、めまぐるしく天気が変わり、結局ヘリは飛ばなかった。
 生鮮野菜だけをぼっかで運んでもらったが、明日以降は天気も安定しそうなので、心配はしていない。
 いよいよ明日から天候が安定しそうで、親爺もここへ来てちょっと胸をなで下ろしている。
 天気が定まらず、花の写真くらいしか撮れない・・・。

 
       花の写真ばかりではつまらないので、こんなドライフラワーも・・・失礼!!!
      


8/1
 いよいよ8月になった。
 最悪の梅雨に見舞われた7月に決別し、心機一転の8月を願ったが、今日も雨で明けた。
 信頼できる山岳予報では明日の午後辺りから晴れ間が出るとの予報で、是非この予報は当たって欲しい。
 雨が良く降ったので、花はきれいに咲き誇っている。
 チングルマとイワカガミのこの色鮮やかさ・・・。


 チシマギキョウも鮮やかな色を見せる。



7/31
 如何にも夏山らしい日が戻ってきた。
 ここ2〜3年は7月の天候に恵まれ、お客様も多かったので、この悪天候ばかりの7月には皆辟易した・・・。
 今日でその7月も終わり。最終日はせめてもと、晴れてくれたのだろうか。


 富山市内の病院で24時間心電図を装着後、親爺は一路国見ヘリポートへあさって空輸の荷物を運んだ。
 ちょうど今日が、剣山荘、雄山山頂、一ノ越し山荘などの、光進ヘリグループの荷揚げだったので、久しぶりの連中に
会って、一枚。このメンバーでは親爺が一番ロートル・・・。
 いや、立山山岳フーズの埜林社長は親爺よりいくつか年上だったな・・・。
 左から一ノ越し山荘の親爺コーチャン、剱御前小舎親爺、剣山荘のトモアキ若親爺、雄山山頂の睦麿宮司、そしていつ
もお世話になっている、立山山岳フーズの埜林社長と若社長・・・。ずいぶん世代交代が進んだものだ・・・・・。


7/30
 登山道脇に可憐な花をつけるミヤマキンポウゲ?・・・。雨にたたかれてもひっそりと花を開き、命をつないで行く。
 長引いた梅雨もようやく終わろうとしている立山だ。明日は晴れ間も出そうで、週末からは好天が続きそうだ。


7/28
 昨日の雷雨は凄まじい集中豪雨のようで、予約は片っ端からキャンセル、飛び込みのお客様は断るわけには行かず・・・。
 とにかくメチャクチャな内に7月最期の週末は終始した。
 しかしこんな事態にこそ冷静且つ適切に対応してこそ山小屋の面目がたつのだから、心平支配人以下親爺不在の剱御前
小舎で、十分健闘し、山小屋の使命は全うしてくれたようだ。
 今日の立山も好天の予報を裏切り、稜線にはガスがかかっている。


 チングルマやイワカガミも雨に打たれて花びらを散らしてしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 

 立山アルペンルート入り口の桂台から美女平間の第2線でも見慣れぬ滝が出現・・・・・。


7/27
 昨日山から下りた親爺ですが、今朝は朝から結構忙しく、9:00過ぎには室堂に入って、そのままとんぼ返りで、富山市内
での用事に出かけました・・・。標高差2400mを行ったり来たりですが、車が使えるので親爺でも息切れすることはありませ
ん・・・・・?天狗平下部から弘法平辺りにかけて、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が咲き乱れておりました。


7/26
 親爺は1日遅れでようやく下山。混雑する土曜日を前に、明らかな敵前逃亡のようだが、親爺なりのどうしても外せぬ
所用があるのである・・・・・。
 で、無事空輸荷物に混ざって下山し、自宅に着くや待ち構えていたオカカに風呂に放り込まれ、山の垢を落とした・・・。
 ヒゲを剃らされ、シャンプーも久しぶりにし、さすがにずぼら親爺でも気持ちよくすっきりしたのだが、暑い・・・・・・・
 剱御前小舎の裏山にあるヘリポートで、1時間あまり吹きっさらしの風に体温を奪われ凍えていたのが夢のような暑さだ。
 いや、いや、これは堪らぬ。8月の2日には所用を終え、再入山の予定。


 9:00頃には剱も機嫌良く姿を見せてくれた。


7/25
 ガスさえ晴れればそこには夏山が広がっているのだが、この7月の梅雨はしつこい。
 空輸作業もこの天気には如何ともし難く、ただ晴れ間を待つのみ・・・。
 明日は快晴に恵まれそうだが、とにかく今は青空が恋しい。


7/24
 天気が悪く、親爺のぼやきばかりが続く。
 今日も予約全部がキャンセル・・・・・。何というさえない7月となってしまったことだろう・・・。まあ、何年かに一度はこんな
さえない7月が来るのだが、やはりがっくりと来る。
 しかしものは考えよう、こんな年というのはたいてい8月9月10月にお客様が多く入られることが多く、年間を馴らすとたい
ていトントンよりよくなることが多いのだ。余り根拠もないが、そのジンクスを信じて日々を送ろう・・・。
 え〜い、それにしてもいつまで続くこの悪天候よ・・・。
 昨夕は一瞬ながら、お日様を垣間見せてくれた。


 今日はこんな空だ。もう、しゃれにもならぬ・・・・・。


7/23
 こんな雨のぱらつく写真は載せたくはない・・・。
 今のところ風はなく、雨も思い出したようにぱらつく程度だが・・・・・。
 昨日まで3日間、剱御前小舎からも救助要請を受けて、心平やヒデも出動・・・・・。
 別山での道迷い、雷鳥坂、剱御前小舎直下での足首骨折、そして昨夕の低体温症による行動不能。そのほかにも辛うじ
て救助要請では無いが道迷いが多く、17:00を過ぎての電話による自己位置の問い合わせ・・・?
 山関係者が幾ら山になれていると言っても、電話で周りの情景を話されただけではとても、その迷子の位置を特定できな
い・・・。ましてやガスにまかれて何も見えないなどと云われても・・・。
 山を楽しみに来られる登山者は、我々山小屋経営者にとっては大切なお客様である。大切なお客様であるからこそ、ゆっ
くりと山を楽しみ、そして何より無事にご家族のもとにお帰り頂きたいのだ。
 だからあえて、苦言も呈することがある。それがお客様の安全に関わる事であれば、遠慮はしない。でもそんな「うるさい山
小屋の親爺」でいるのは、決して楽なことではないのだ・・・・・。
 早く良い天気になって欲しいものだ。
 華やかな晴天の山とヤマガールにばかりにスポットライトをあてたような、昨今の山ブームには、大きな落とし穴があること
をひしひしと感じるのは親爺ばかりなのだろうか・・・。
 山に来られる皆さんにお願いしたい。非常食、飲料、雨具、着替え、防寒具、ヘッドライト等は、例えハイキングコースでも必
ず携帯し、グループ登山の場合は一番弱い方に合わせ行動をし決してばらばらにならぬよう心がけ、早出、早着の原則を忘
れず、登山される山域の情報を十分調査した上で、時間的、体力的にも十分余裕のある登山計画を立て、その上で尚、直面
する気象、ルート状況を勘案し登山して頂きたい・・・・・・・・と。
 山は決して甘くない事をお忘れ無く。


7/21
 昨夕は富山湾、富山平野がよく見えた。夕日が海面や川面に反射してきれいだった。
 ここ何日か良い天気が続くが、お客様の入れ込みは寂しく、連休口開けの悪天候にたたられた後遺症が未だ抜けきらぬ
ようだ。
 夏山は今からだと、気持ちを切り替えてみるが、天候も未だ定まらず、日々気を揉む毎日である。
 今朝も穏やかな天気の立山だが、剱で遭難死亡事故が発生してしまった・・・・・。
 何とも辛い朝、合掌。


7/20
 今の時期、剱御前小舎では小屋の前からご来光が拝める。
 今は、別山北尾根と後立の五竜の稜線が重なる辺りから日が昇るが、これから日の出位置は鹿島鑓の方へと移るので、
別山北尾根に隠れることになり、その時は剱御前小舎の前の御前山へ登る方がよく見える・・・。


 そして又、剱御前小舎は夕日のビュースポットでもあり、昨夕も一時お客様もスタッフも夕景を堪能した。
 珍しくお客様に山の案内をする親爺・・・・・。


7/19
 ようやくすっきりと晴れた。
 別山北尾根の端から昇る朝日がまぶしい。
 本当に久しぶりの清々しい朝だ。
 剱から後立の山々も雨の後で、しっとりと潤ったように見え、振り向き雷鳥沢を望めば室堂平に大日岳、そして雲海と
望まれ、澄み渡る冷たい大気の透明感が際立つ。


 剱御前小舎の朝は剱御前小舎の前からご来光が望める。


7/18
 今朝も雨風だ。
 去年の今頃はトイレ工事で忙しかったこともあるが、何やらもっと賑やかだったのに、今シーズンは天気も鬱陶しくて、
お客様もまばらで、すこぶる寂しい7月だ・・・・・。


7/17
 今朝もガスで明けたが、直ぐに青空が広がり初め、やや不安定ながら雨もか座もない穏やかな天気だ。
 昨朝は、オコジョが小屋の前に現れちょこまかとあちこち走り回り、時ならぬオコジョショー・・・・・。寂しい剱御前小舎を
励ましてくれた。
 茶色の背中と、白い腹まわり。大きさは20cm前後で、剱御前小舎の前の登山道脇の石垣に棲み着いているようだ。気が
向くとちょこちょこそこらを走り回り、愛嬌を振りまく・・・。警戒心が強く、人通りが多いと先ず出ることはない。天敵の猛禽類
の目を逃れやすいガスの流れる朝夕に見かける。


       その素早いこと・・・・・・・出たと思ったら姿が消え・・・・・・・・・・・思いもかけぬ所から顔を出し・・・・・・・・                               
 

 忍者のように石垣の隙間を駆け抜ける・・・・・・・ヒデのような名カメラマンにもその撮影は至難の業・・・・・。これは皆クミチャンの写真。
 


7/16
 昨晩はついに宿泊客なし。夕刻になってのキャンセル連絡には閉口する・・・。
 学習院山桜会のNさんとFさんが遊びに来ていたので、心平がこの冬の猟期に獲った野ウサギの肉を使って、戦前の
立山の山小屋で作ったと言う、ウサギのカレーを作ることにした。
 剱の大将と言われた、剱沢小屋の先代、佐伯文蔵さんが口述筆記で残していたその作り方に忠実に作る事にして、
ウサギ肉を細かく切り、野菜を入れ煮込み、カレー粉と塩だけで味を調え、うどん粉の水溶きでとろみをつけたカレーだ。
 詳細は親爺のずぼら料理長に掲載。
 今日も静かな剱御前小舎。人通りも殆ど無い。


7/15
 皮肉なものだ。3連休の終いの費に青空が広がって、剱まで顔を出してきた。
 散々な連休は予約の9割がキャンセルで、7月半ばとすれば普段の平日にも及ばぬ入れ込みだった・・・。
 剱沢の若旦那新平が、「やっぱり青のフリースでしょう・・・。」と衣替えの親爺にこの雨空のゲン直しを言ってきたので、
今朝は元の青いフリースに着替えたら、たちまちこの青空が広がった・・・。いや、たまにはゲン直しもするものだ。
 よし、今シーズンもやはりこの青のフリースで通そう。


 親爺の青いフリース効果抜群?クミちゃんが細く見えるぞ〜・・・ ヒデも未だ綺麗?かな・・・・・  
 


7/14
 昨日は9割の予約キャンセルで、宿泊は実に一桁・・・。親爺の夏山幕開けもぼやきと共に始まった・・・・・。
 天気に恵まれれば今日も賑やかになっただろうが、昨日に引き続き、雨こそ未だ降っていないが風が吹き、パットしない
天気だ。
 まあ、昨日よりはいくらかマシではあるが・・・。
 今夏山シーズンも親爺のぼやきで幕開けだ。


7/13
 今朝は剱沢小屋の親爺、友邦兄からの電話で始まった。「お〜い、そっちの天気はどうだ?」の天候確認だが、連休初
日の天気は最悪で、剱沢も、別山乗越(剱御前小舎)も雨風である・・・・・・。
 しかもこの3連休の間には先ず回復の見込みもない・・・・・。
 「よわったなぁ、又キャンセルばっかりだじゃ〜。」と互いに言い交わし「まぁ、どうもならんな、こりゃ・・・。」とあきらめた。
 友邦兄にはもう半世紀以上、親爺でも36年の山小屋稼業、思えば毎年毎年同じ心配をしたりあきらめたりよろこんだり、
と、繰り返している・・・。
 とにかくこの夏の連休口開けは悪天候に見舞われて明けた。


 毎年同じ服装で居る親爺に、「たまには違うものを着てないと、私がかっこわるい。」とオカカからクレームが付いた。
 で、親爺は素直に着替えて見たが・・・。フリースを換えただけ・・・・・さすがずぼら親爺・・・。


7/12
 朝6:30の剱御前小舎前の様子。
 時折富山平野が見えたりもしているが、風は15mほども吹いており、天気は不安定だ。
 明日からの連休もどうなる事やら・・・。


 夕べの夜、消灯直前の親爺部屋からは富山平野の夜景がきれいに見えた。


7/11
 今日もガスに包まれて、剱御前小舎からは何も見えない。
 風の吹き様で、明るんだりしているのでさほど厚いガスではなさそうだが、もう丸二日余りガスに覆われている。


 それでも、剱御前小舎の中ではヒデは掃除機をかけ、心平はどこか倉庫の裏の整備に潜り込み・・・・・
 

 カメラを避けるように、モリさんも何やら片付けに一生懸命で、紅一点のクミチャンもぞうきんがけに忙しそうだ。
 

        で、役に立たない息切れ親爺も、一応何とか電話番だけはしているようだ・・・・・。
                 


7/10
 思いがけぬ悪天候の朝を迎えた。心平とヒデは登山道整備。連休間近なので夏道の補修というわけだ。雨の中大変だ。
 お客様も殆ど通らず、キャンセル1件。親爺は電話番。


こんな天気・・・。空輸作業が昨日で終わった剱御前小舎はラッキーだった。
剱御前小舎も、剱沢小屋も、早月小屋も仙人ヒュッテも奥黒部山荘も全部昨日のうちに、東邦航空のスーパーピューマで
終わったので、


7/9
 空輸作業が何とか行われた。
 国見ヘリポートで、7時間ほど待機し、ガスの切れ間を見てパワフルなスーパーピューマが一気に飛んでくれた。
 親爺と、剱沢の友邦親爺、早月の謙一親爺、仙人の若大将マー君などなど、相乗りで一気に、早月、仙人、剱沢、別山
乗越と人員輸送を行い、各小屋合計5〜6トンの荷を1時間余りで空輸した。
 おかげで親爺もようやく入山して、久々の親爺部屋に落ち着いたが、さてしばらく本業に専念せねば。
 夏山が又始まる。
 入山だけで疲れ切っている親爺。まあ、山小屋親爺も36年目ともなると、髪も白くなり、余り戦力にはならない・・・。


 見飽きるほどのおなじみの景色が又目前に広がる・・・。工事がないので去年よりはずいぶんすっきりしているが・・・。


7/8
 剱御前小舎は空輸日で、親爺も入山予定だったが、ガスと雨の悪天候にたたられ本日は中止。
 まぁ、例年この時期の空輸は遅れることがちょいちょいあり、親爺の入山の遅れなど余り問題にはならないが、野菜や
生鮮食料品の荷揚げ遅延は大変に困ることになる・・・。もちろんこんな状況を見越しそれなりの対策は取ってあるが、一
週間の遅れなどとなると、可成り大変だ。
 剱御前小舎ではヒデが腕をふるい、何時も手伝ってくれるタケチャンに、幻のウイグル料理、ラグ麺を打ち、振る舞った。
ラグ麺とは聞き慣れぬ麺だが、かつてヒデは暴動直前のウイグル自治区に3ヶ月滞在し、ウイグル料理を学んだ経験が
ある。「能ある鷹は爪を隠す」の言葉通り、そんな気振も見せぬヒデだったが、とうとうタカは爪をむいて、ラグ麺打ちの妙
技をここに披露したのだ・・・・・・。


 素晴らしい!先ずはこの鮮やかなしかも本当に目にもとまらぬ技をご覧じろ。しかも傍らでは、親爺直伝ベーコンをタケチャンに伝授しながら・・・。
  

     で、これが幻のラグ麺なのだそうだ。残念ながらその味はタケチャンのみが知る・・・・・。
              


7/7
 七夕だ。でも天気は余り良くないので織り姫も彦星もかわいそうに会えないかも知れない・・・。
 剱御前小舎も連日の悪天候で、人通りも絶えた。
 それでも貯水タンクはドンドン水かさを増している。


 ヒデとタケチャンは鶏鍋を作り、男所帯の夕食を済ませた・・・。
 タケチャンが担ぎ上げた「鶏野菜鍋の素」でつくったらしいが、何だかちゃんこ鍋みたい。
 それでも何かうまそうだな・・・・・。


7/5
 今朝は朝から雨で視界も悪いが、昨日は夕刻に晴れ間も出て、剱も顔を出していた。


 男所帯の剱御前小舎ではあるが、ヒデが腕をふるい、元気づけに餃子パーティ(可成り寂しげな)をやった・・・・・。
 例によって心平とヒデの二人だけの餃子パーティだが・・・・・  ちゃんと皮から餃子を作るヒデだった。
 

 ネパールの友達、ミンマかサンゲに教えてもらった皮作り。  ウイグル自治区で修行した餃子作り・・・・・?
 

  オーソドックスに焼き餃子に仕上げ・・・・・・・            かなり美味そうだな・・・・・
 

 これはネパールのモモ風の蒸し餃子。            おお、水餃子まで作ってしまった。 
 


7/4
 恵みの雨も、やはり続くと鬱陶しい。
 剱御前小舎は人影も絶えた・・・。


7/3
 可成りわびしい男所帯の食卓だが、さすがに相向かいで喰う気にも慣れずテレビを前に横並びで食っている・・・。
 ヒデの心づくしはお好み焼きか・・・なるほどヒデの出身が大阪なのだからこれはヒデのソウルフード。
 で、今朝心平に電話で確認したところに依れば、そのお好み焼きはピールのつまみであり、飯のおかずでもあるとか・・・。
 そうか、パンをおかずの飯という気もするが、まあ、喰えはするだろう・・・。
 親爺も学生時代はラーメンライスがごちそうだった・・・と、四十年前のことを思い出してしまった。
 うら寂しい剱御前小舎の食卓風景・・・・・・・・・・。


7/2
 夏山の始まりで、立山もぼちぼち装いを変えている。
 世は富士山の世界遺産登録で大騒ぎだが、日本を代表する「富嶽」、”越中で立山、加賀では白山、駿河の富士山三国
一だよ”と「越中おわら節」でも唄われている富士山故、親爺も何やら嬉しい気がする。
 ただ、世界遺産と云う事で多くの人々が、闇雲に集中しているこの状況は可成り心配だ。
 今朝もテレビで見ていると、3000mを遙かに超える登山道エリアに、運動靴ばきで装備一切無し、半袖に短パンで、体力
任せに登っている若者が写っており、インタビューに答え「飲み物は自販機があるし、だめなら下りられるから・・・」と気軽
に答えて居る姿を見てゾ〜ッとした。
 富士山は世界遺産に指定されたが、日本最高峰で、登山者のエリアであることを忘れてもらってはいけない。
 自然保護、環境保全、そして経済効果ももちろん重要だが、それ以前に、悲惨な山岳遭難の防止も、もっともっと声高に
アピールして行くべきではないのだろうか?
 世界遺産登録のお祭り騒ぎばかりが喧伝されてはいけない。富士山は日本一の高山で、厳しい大自然の驚異は何時牙
をむいて襲いかかるかも知れぬのだ。そこを何の知識も経験もなく気軽に訪れて、大事に至るようなことがあっては・・・・・
人間1人の命は地球より重いと云うでは無いか・・・。


             今朝の剱岳                              未だ人影のない剱御前小舎
 


7/1
 さてさていよいよ夏山本番の7月となった。
 もっとも、剱御前小舎が本当に賑わうのは半ば過ぎからだが、7月というとやはり本番と云う想いがあるのだ。
 雷鳥沢も、剱沢も雪は未だ未だ多い・・・。


 男所帯の剱御前小舎に、根岸さんが牛肉を背負って現れた。心平もタケも大喜び酒瓶を並べ、飲めぬヒデは喰うに専念。
 


6/29
 今日はちょっと現在の剱御前小舎周りの状況を・・・・・。
 昨夕の剱岳。ちょっと見づらいが、縦這いの取り付き辺りには未だ雪が多く、雪面のトラバースには細心の注意が要る。


 小屋から剱沢に向かうルートも未だ未だ雪が多い。雪上歩行に不慣れな方は是非アイゼンの準備を・・・・・。

 
 雷鳥沢の登りも雪が多く残る。ここも慣れぬ人はアイゼンが要る。


 夏道も上部はほぼ開いているが大曲や、その下部に残雪が多い。


6/28
 雲海が足下に広がり,夕日が沈む。
 剱御前小舎もその残照に紅く染まり、未だ初夏の寂しい山小屋の1日が終わって行く。
 昨年とみると全くすっきりとした小屋の前の広場、昨年の今頃はトイレ改修工事の資機材で、雑然としていた・・・。


 外回りの仕事が忙しい心平に、クミチャンが心ずく氏のサンドイッチを作った。かぶりつく顔が実にキュートな・・・・・・。
  


6/27
 雨上がりのこの澄んだ青空の色は、素晴らしく鮮やかだ。
 剱御前小舎のスタッフは心平も高校時代は写真部にいた位で、ヒデ、クミチャン、タケ、森じいさんも皆写真が大好き。
閑があればカメラを持ってあちこち写真を撮ってきてくれる。
 最近はクミチャンも良い写真を撮っている。これもクミチャンの写真・・・。まあ、もっともド素人の親爺にほめられても余
り意味がないかな・・・でも、写真を見る目だけは肥えているはずだが・・・。


 剱も頭を見せて,天気は快方に向かう。


6/26
 雨が降る今朝の剱御前小舎だ。
 夏山に備え準備が進んでいるが、水無小屋の剱御前小舎には、もう少しまとまった雨が欲しいところだ。


 剱御前小舎の裏手にある貯水タンクの水も、未だ未だ不十分。去年も同じ時期に同じ事をいっていたかもしれない・・・。



  ヒデが昨日、休暇を取って剱沢方面を散策してきたが、長治郎谷
 の出会いから,僅かに谷を上ったところでニホンジカの死体を見つ
 けた。
  これがカモシカなら親爺も驚かぬが、ニホンジカだと云う事に驚い
 ている。
  恐らく長治郎の出会いから少し登った所なら標高は2000m前後
 だろう・・・・・。
  
  もともとニホンジカなどは、このエリアには居なかった。親爺が鉄砲
 を所持したのは二十歳過ぎで、つい二年前の還暦を前に銃を止める
 までの40年近くの間にも、それ以前の父や、祖父の時代にもニホン
 ジカを獲ったと言う話は聞いたこともなかった・・・。

  親爺が銃を止める数年前から,ちょうど心平が銃猟を始める頃からだ。
 富山県内で猪の被害が出た、ニホンジカが山里を徘徊している・・・等々
 半信半疑の噂が流れていたのは・・・・・。

  なんとこれは、立山の2000mゾーンにニホンジカが入り込んで来た
 とは。親爺も絶句


6/23
 雲がちだが晴れ間が出て、遅れていた隣の剣山荘の空輸作業が朝から始まった。
 剱御前小舎は明日で、剱沢小屋も一緒だが、これは空輸をお願いしているヘリコプター会社が違うからだ。
 親爺達が空輸をお願いしているのは東邦航空で、立山エリアでは、剱御前小舎、剱沢小屋、早月小屋、奥黒部ヒュッテ、
仙人ヒュッテ、大日平山荘が東邦航空にお世話になっている。
 剣山荘、一の越山荘、内蔵助山荘、五色小屋、真砂沢ヒュッテ、大日小屋などは光進観光という会社でお世話になって
いるが、この空輸グループ分けに大意はなく、各山小屋の自由意思での契約となっている。
 明日は剱御前小舎、剱沢小屋、早月小屋の空輸作業の予定だ・・・。


6/22
 クミチャンが嬉しそうに食べているのは、ヒデの心づくしのピザ。ピザ台まで小麦粉から手作り・・・。しかもイーストがない中で・・・・・。
 

 ピザの上に並べる具は、ヒデ手作りの親爺直伝ベーコン・・・・・・・ピザ釜なんて無いので,オープンレンジで焼く。
 

 おお、何とそれなりに出来ている。これはもう、誰が何と言おうが立派なピザ、いやピッツァである・・・・。どうだったお味の方は???
 


6/21
 雨が降る剱御前小舎の前。去年はちょうど今頃工事をしていたので、小屋前が雑然としていたが、今年は割とすっきり
している。
 今外気温は5℃ほどで、小屋の中にいる分には寒さは感じないが、外は寒々としたガスが漂い、人通りも絶えて寂しい・・・。
 こんな日は外仕事など出来ない。
 小屋守をしているヒデとクミチャンもちょっとゆっくり出来るだろう・・・。


6/20
 剱御前小舎の水タンクの水位が可成り上がった。一晩と1日で、大凡5トン程も貯水できたようだ。
 剱御前小舎周辺は風も収まりつつあり、雨も上がっている。だいぶガスがかかりやすい未だ不安定な天気だ。


 ヒデ渾身の自家製ベーコンは非常に美味く仕上がったそうで、まかないの朝食では早速ベーコンエッグとなった・・・・・。
 


6/19
 剱御前小舎には待ち焦がれた恵みの雨、強風というちょっと余計なものも付いてきたが、貯水タンクには順調に水が貯
まっている。
 昨日はとにかく外には出られない。そこでヒデは親爺直伝のベーコンを燻し仕上げたのだ。


 ピチットシートにくるみ10日もかけて塩漬け熟成させて置いたブツを、チップを敷き詰めた鍋の金網にのせ、コンロに火をつけ、上か
ら同サイズの鍋をかぶせ蓋として燻す。蓋に手を当て内部温度を探りながら火加減をし、1時間・・・・・美味いベーコンが出来るのだ。
  

 で、その頃下界の山里では、休暇中の心平が陽太郎を連れて親爺の家に業務打ち合わせを兼ねて遊びに来ていた・・・。
 緑母ちゃんが久々に美容院へ行くので、心平父ちゃんがヨータローの子守・・・。が、ちょっとおねむだったヨータローの機嫌が悪くいきなり大暴れ。
 で、早速バーチャンの出番で、おんぶされたヨータローは一眠りし、ゴキゲンサンとなって、機嫌良く遊んだ。
 

 タカイタカイは5〜6回でジーチャンは息切れ・・・これは心平父ちゃんに任せる。おっぱいも飲んでよく遊んだヨータローだった。
 


6/18
 剱御前小舎は久しぶりのガスに包まれ、小雨が降っている。
 風が強く、雨戸も2階客室は全部閉めた。
 ヒデとクミチャン二人だけの留守番だが、この雨は剱御前小舎には恵みの雨であり、水タンクの水位が上がり、水不足
も幾分解消される・・・。


6/17
 山は相変わらず良い天気だが、そろそろ雨が欲しいところ・・・・・。


 三人の娘達から父の日の贈り物がとどいた・・・・・。
 長女は和食の料理屋にあつらえた重詰めを、次女は特大親爺に合う特大サイズの甚兵衛を、三女は淺草今半の佃煮詰め合わせ・・・。
 いずれも親爺の好みにピッタリで、みてないようで親爺をみている娘達に驚いた。
 有り難いものだ。だんだん年を取ってくると、娘達の方が良い。
 息子のある友人をうらやんだこともあるが、今や勝ち誇った気分の親爺である・・・・・。 
  


6/16
 雨が降った後の夕景。
 この時期、雨が上がった夕方に見られる景色だ。


 一昨日の二時の写真、もう一枚。



6/14
 剱御前小舎は夏山最盛期に向け、着々と準備が進んでいます。雪もだいぶ融けて可憐な花があちこちに咲き始めました。
 剱御前小舎の上に虹が架かりました。


                  剱御前小舎の周りも花が咲き始めました。
 

 


6/13
 ヒデの手料理をタケチャンが眺めて居る。
 クミチャンが休暇で、剱御前小舎は心平、ヒデ、タケの3人の男所帯・・・。


 病み上がりの親爺は8年ぶりの北海道。五稜郭、やら函館山やらとオカカの後をついて回るのが精一杯・・・。
 


6/10
 素晴らしい夕景となった昨夕だ。
 運良く剱御前小舎にお泊まりの皆さんは大喜び。こんな夕景は年に何度もない。


 落日の残照が上空の雲を染める。



6/9
 山里も、立山も今日も快晴だ。この晴天続きで雪もグングン溶けて行く。
 昨夜はこの時期には思いもかけぬ、30名様の宿泊で少々驚いたが、剱御前小舎に連泊して剱沢方面へのスキー滑走を
楽しんで居たお客様の帰着が可成り遅れ心配した。午後7時近くに剱御前小舎下部の三田平に一人の人影を確認し、ヒデ
が直ぐ迎えに走り、その連泊の方であることを確認、バテてはいるものの事故ではなく二人とも無事なことを確認して、お粗
末な騒動幕引きとなった。今回は好天に救われたが、幾ら楽しい山スキーでも当日の全行程を頭に入れ、山小屋泊まりなら
遅くとも16:30までには小屋に入って欲しいものだ・・・。
 三田平から見る剱岳。

 


6/8
 昨日は山里の親爺宅に、古い友人で、親爺には本家筋の嫁にあたるノリが午後から遊びに来て、馬鹿話に半日を暮らし
た。ノリは元スキーのレッスンプロで、非常に古い山中間。何時しか我が本家長男の嫁となっており、その結婚式では、爺様
の代理で出席した親爺が、当時まだ30代前半の若輩だったにもかかわらず、婿方の親戚代表の挨拶をさせられた・・・・・。
 そのノリが帰って、しばらくすると、玄関チャイムが鳴って、向かいのオトシサン(この人も親爺の古い山中間)と一緒に初老
の紳士・・・おや、と思ってよく見ると何とやはり親爺の古い山中間の奥野さんではないか!
 奥野さんは京都大学大学院教授の奥野博士と言う肩書きを持つ。でも親爺には山中間の奥野さんで、山スキーの名手で
剱岳にも良く足を運ばれた方だ。親爺も若い頃奥野さんのお供をして、剱御前小舎を7:00に出、新室堂乗越から立山川に滑
り込み、東大谷の出会い、毛勝谷の出会いを経て菊石の取り入れまでをスキー滑走、馬場島に9:00に着いたという爽快な記
憶がある・・・。
 時間がないとのことで、玄関先での立ち話だったが、あの強靱な奥野さんも脳梗塞を患い、山歩きは控えているとのこと。
確かに往時より一回り、二回り小さくなられたような気がした。それでも親爺と一緒に「ヘリで剱御前小舎に行こう。」と誘うと喜
ばれ、「メールで連絡してくれたら飛んでくる。」と約束して帰って行かれた・・・。
 20年ぶりくらいでお目にかかった奥野さんだったが、いやいや、山の仲間は良いものだ・・・・・。
 雲海に日が沈む。昨日の剱御前小舎からの夕景。


6/6
 ここ何日か、朝目覚めると必ず青空が広がっている。剱御前小舎も穏やかな日が続いているが、山里も可成りさわやか
な、とても六月とは思えぬ日が続く。
 雷鳥が剱御前小舎の防風石垣に遊びに来る。
 

 昨日午後は、親爺の帯状疱疹で一月ご無沙汰だったヨータローの子守。いやいや一昨日は大暴れの予行演習で心配した
が、昨日は全くご機嫌のヨータローで、親爺もオカカもメロメロで遊んだ・・・。
 居間はヨータロー用の布団と、おもちゃで賑やかでカラフル。ジーチャンの膝の上でも大喜びで遊び、おなかが空けばミルクをたっぷり飲んで、
 

 オカカがおんぶしてやったら直ぐにお昼寝・・・・・。目覚めた後はとても機嫌良く、またジジババと午後5時過ぎまで遊んだのだ・・・。
 気付けば、親爺もオカカもヨータローも汗を掻いている。寝返りが打て僅かながら匍匐前進もするようになった進化するヨータローに、退化一方
のこのジジババはいつまでついて行けるのだろうか。
 


6/5
 山里で、一人子育て奮戦中の緑だが、今日の午後は外出の予定で、オカカと親爺が久しぶりにヨータローを預かる予定。
 昨日、その予行演習でちょっと我が家に立ち寄った緑だったが、ヨータローの機嫌が悪く大暴れ。親爺はその暴れる姿を
ビデオに撮影しながら、その豪快な暴れぶりにすこぶる満足したが、果たして今日の子守や如何に・・・。
 GW開けの休暇に下山した心平父ちゃんを見て、やはりしばらく大暴れしたと言う事だから、人見知りが始まったのだろう。
 いや、結構結構、着実に成長しているのだ。
 剱御前小舎は今日も布団干しが続く。


6/4
 布団干しだ。何処の山小屋でも見かけるこの布団干しの風景は昔から変わらない。
 標高の高い山小屋で、布団を屋根まで運び拡げる作業は大変な重労働だが、親爺も若い頃はみんなと一緒にわいわい
楽しく、辛いなどとは思ったこともなくやっていたものだ。今はもうこんな作業には加わる体力はない・・・・・。
 何時も見慣れている剱や、後立の山々も、屋根の上から見ると又ひと味違う。
 決して「何とかと煙は高いところに上りたがる」の何とかではないのだが、いやいや気持ちの良いものだ・・・・・。


6/3
 昨日は朝方ガスがかかっていたが、日中にはガスも切れ青空が戻って来た。
 日だまりは暖かく、うとうとしてしまいそうだ。
 剱御前小舎の前の雪も少なくなり、立山は初夏となる。


 暖かい陽気でおかしくなったわけではない・・・本人は真面目にハエ退治をしているつもりだ。
 ゴム銃も本人が作った。
 去年のトイレ改修で、ハエが激減し、出番が少なくなったことを嘆く「猟師」心平である。


6/2
 ガスがかかってすっきりせぬ今朝の剱御前小舎だ。
 天気予報では大きくくずれず、天気は晴れに向かうとのことだが・・・。
 山里の親爺の帯状疱疹もほぼ完治。黒くなってかさぶたになっていたのも90パーセントは取れ、痒い。
 ドクターの言うとおり、ほぼ一月かかった。幸い心配した神経痛は今のところ無く、ホッとしている。まあ、自分の年齢も
考えながら無理をせず、ずぼら親爺でボチボチと・・・。親爺の快気祝いでもないがあと1週間もすれば、オカカと一緒に
4〜5日間の小旅行にでも出て、英気を養うつもり。
 ミッチャンが来て、ちょっと賑やかになった厨房。


6/1
 昨夕の一コマ。お客様も5名ほど居られ、夕景を満喫した。
 今朝も高曇りながら穏やかな良い天気。登山にはうってつけだ。
 剱御前小舎も、夏山本番までもう一月半。時は待ったなしに移ろう。


 雄山の稜線は、危険箇所の着氷、積雪が少なくなった。が、思いがけぬ着氷などには未だ気が許せない。十分気をつけて・・・。
     富士の折立の急斜面(昨日)                         雄山から大汝へのトラバース(昨日)
 

inserted by FC2 system