親爺のずぼら料理帳             
 何と怪しげなる表題にて候や。此までも種々怪しげなる表題の項を立ち上げ来たりし親爺には候へ
どもかくも怪しげなる表題は初めてのことならんや。
 何の出で来たるやは当事者たる親爺にも予測あたわざることなりしかば、万一この表題に惑わされ、
次に掲載予定なる親爺の料理レセピー(レシピ)もどきをば再現されむと試み らるる好事者の現れ出
で候とも、その結果に於いては一切親爺の関知するところにこれ無く候はば、あらかじめここに断り置
き候。                                            2012年11月25日
                                              剱御前小舎 親爺 拝

平成26年、八月葉月は雨にたたられ、今日もまた雨降る日
・・・2014/8/24   更新 
1 冷蔵庫残り野菜とベーコンのスープ 冷蔵庫に残ったジャガイモ、タマネギ、にんじん、セロリ、キャベツ等々これを手作りベーコンと気長に煮込むだけで・・・。 
2 ごちそう付録付き中華そば(完成写真のみ) スープを採るときに使う鶏挽肉などと、豚足を使い2品の付録料理が出来る親爺の中華そば。此は寒い日向けの熱々。
3  夏でも出来る土鍋ベーコン 肉の塩漬け熟成を吸水シートを使い冷蔵庫で行い、燻しも土鍋で行うので、外気温を気にせず作れる本格ベーコン。 
4  昔懐かし爺婆の味、生姜糖 真っ白に砂糖をかぶった生姜糖。あんなに辛いものを年寄りはどうして美味そうに食べるのだろうかと幼い親爺は思っていた・・・。
5 刺身用サーモンが手に入れば作る
グラブラックス 
親爺とオカカの新婚旅行の土産はアラスカ産のソフトスモークサーモン・・・あの頃はみんなこれを喜んでくれたのだ・・・。(30年以上前の話だけど。)で、そのソフトスモークサーモンに限りなく近い味のグラブラックスは、今でも親爺の好物で・・・。
6 手早くつくる中華丼 野菜を切って豚肉などと炒め、味付けし、葛餡をかければ立派な中華丼。15分くらいで作れる割に美味く、失敗は滅多にない。
7  牛すじだけの醤油煮込み 牛すじの煮込みもちょっと一手間加え、焼いて焦げ目をつけて煮こぼしてから煮込む。野菜も何も加えず、醤油と酒と砂糖だけ。
8 オカカ特製ちょっと贅沢なハムカツ   お歳暮などでいただいた、プレスハム以外のちょっと良いハムでオカカが作る、ちょっと贅沢なハムカツ・・・。 
9  ミンスミートパイ・オールドタイプ  今のミンスミートパイはドライフルーツだけのお菓子パイ。親爺は古式に則った挽肉入りのパイにして、タバスコで喰う。
10   オカカの作る大きな春巻き   オカカが嫁に来たての頃から良く作る、大食漢親爺向けの大型春巻き。今でも二本はいける。若い頃は4〜5本喰ったものだ・・・。
11   安いけど美味い鯛のあら煮  親爺が鯛と云えば鯛のアラの事で、塩焼きよりも何よりも鯛はあら煮に限るのだ。安くても美味いものは美味い。 
12  野菜とこんにゃくの甘煮  レンコン、ごぼう、にんじん等の根菜類の甘煮にこんにゃくや椎茸も加えたダイエットメニュー・・・
13  計量いい加減ご飯の友ラー油  150cc+50cc+大1,1,3だけは計って作る美味いご飯の友ラー油・・・味はその都度変わるのも楽しい
14  豚バラ代用ボタン鍋 猪肉は美味いものだが、なかなか普段手に入らない。で、豚ばら肉を代用してボタン鍋を作ってみたら、以外とこれも美味しかった。
15   時間のかかる美味いビーフシチュウ  一日棒に振り、安い赤ワインも一本使い切り、ブラウンソースまで時間をかけて作る、暇人(ヒマド)向け時間つぶしシチュウ。
16  保存の利くナメコの佃煮   これはさほど手間もかけず、足の速いナメコが大量に手に入った時に作り置きすれば、一週間は楽しめる美味い常備菜となる。
17  ソヤ・ペペロンチーノ  バカらしいほど簡単だけどとにかく美味い和風ペペロンチーノのようなもの親爺風・・・。
18  蕎麦掻きのきりたんぽ風鍋  蕎麦切りは大好きだが、蕎麦打ちが面倒な親爺の味方は蕎麦掻き・・・その蕎麦掻きを鍋にして食うと又これが美味かった。
19   タンドリーチキンもどき親爺流  親爺の好きなタンドリーチキンは、本格的なタンドール(インド風焼窯ま)でないと作れないが、もどきなら何とか・・・・・。
20   ショウサイフグの山椒煮  フグのうまみを手軽に味わうのには此が良い。寒くなる頃、ショウサイフグはマーケットで手軽に手に入る。 
21  親爺でも出来る”蛸の柔らか煮”  蛸の柔らか煮は、大根でたたくとか、炭酸水で煮るとか何やら難しそうだが、ずぼらな親爺の手にかかると、ただ待つだけで出来る。
22  ”かえし”と厚削り節の出汁で作るそば  かえしを寝かせる事を考えると、一日で出来る訳がないが、かえしだけ作っておいて、厚削り節のだし汁と合わせれば・・・
23  鴨蕎麦兼お節用の鴨ロース  暮れに鴨ロースを作り、鴨蕎麦を年越し蕎麦としてすすり、年が明けたらお節には鴨ロースとして詰める。合理的である。
24  塩麹で作る「豆腐よう」もどき  「豆腐よう」は沖縄特産の不思議な食べ物・・・。親爺の好物だが結構値が張るので、もどきの自作をしてみた・・・・・。
25  中華風スペアリブ(オーブン焼き)  中華風と行っても牡蠣油を使うだけで、何処と云って中華風なところもないのだが、まあ、五香粉でも加えればそれなりに・・・
26  冬だけの定番イカの塩辛   当地富山ではイカの塩辛は「黒作り」が主流なので、イカスミを入れぬ塩辛を「赤作り」と言うが、親爺の作る塩からは・・・・・
27  地味な干し椎茸の甘煮  干し椎茸がたくさんあったので、作って見たが・・・決して主役はなれぬ地味な存在ながら、濃厚で自己主張の強い味が・・・・・
28  キトキトなイワシの梅煮  今の時期の富山湾のイワシは庶民の味方。キトキト(極めて新鮮な状態の富山方言)なイワシが何処でも簡単に手に入る。
29  冷や飯リゾットずぼら風  リゾットなどと云ってもたかが洋風粥・・・・・。冷や飯でも作れるはずで、それが又簡単で美味い・・・。
30 焼き焼き餃子と水餃子気の向くままに  定番餃子も焼き餃子、水餃子と好きなように喰えば楽しい。しかも卓上コンロで焼き焼き喰えば又美味い・・・。
31  チョーカンタンチキングラタン  急に洋食が食いたくなった時、非常に簡単にできるチキングラタン。市販のホワイトソースを使えばこんな簡単な料理は無い・・・
32  教え子バンダリーの貧乏なカゥリー   ネパールからの研修生で、かつて親爺の教え子だった、バンダリーが「先生これビンボートキノカゥリー」と作ってくれた・・・
33  親爺流大豆の醤油煮豆  甘い煮豆に飽きたら、大豆の醤油煮豆が良い。五目豆よりも甘みと具を控えめにして、ちょっとした常備菜として良いものだ。
34  親爺の大好物中華おこわ  親爺はおこわが大好きで、普通のおこわでも、山菜おこわ、中華おこわも大好きで、オカカが機嫌の良いときに頼み込んで・・・・・
35  半手作り簡単ベーコンピザ  市販されているピザ台を使えば、好みのままのピザがあっと言う間に出来る、良い時代になったものだなあ・・・・・。
36  失敗しないカルボナーラずぼら流   カルボナーラは上手いけど難しい・・・。卵が固まってしまったときの情けなさは何ともいえぬ。そこで親爺は考えた・・・
37   ネパールの国民食ダルスープ  ダルバットと言えばダル(豆)と飯という意味で、ネパールの最もポピュラーな国民食、差し詰め飯と味噌汁と言ったところ・・・・・。
38  牛肉のしぐれ煮キクラゲ入り  志ぐれ蛤が高価でなかなか常備菜とは行かぬので、その代わりに牛コマ肉を使って牛肉のしぐれ煮としゃれて、更にキクラゲを・・・
39   小豆で作るずぼら甘納豆  親爺は飲まぬので、甘いものも結構好きだが、特に子供の頃から小豆の甘納豆には目がなかった。
40  牛すじ肉の安い赤ワイン煮  最近は牛すじもずいぶん高くなったが、それでも未だ手が届くので、これを安いワインで煮込んで、赤ワイン煮を作るとこれが又・・・
41  鶏もも肉のニョッキ入りトマトソース煮  トマト水煮の缶詰と、固形スープの素で鶏もも肉を煮込んで、レトルトパックのニョッキを加えれば、既製品ばかりでとは思えぬ程・・・
42  イカのケチャップ炒め  刺身で生食出来ないイカでもケチャップ炒めなら・・・・・簡単美味いのスナックメニューだ。
43  ホタルイカと菜の花のパスタ   さすがの山里も春めいて、町に出ればマーケットにはホタルイカや菜の花が並び春はとっくに来ている・・・。
44 ホタルイカとエビのピザなどなど・・・・・   いよいよネタが尽きてきて、予告にある料理は未だ作る気にならず・・・で、昨日のオカカと親爺の昼と夜の食事を・・・・・。
45 白エビとシメジの土鍋炊き込みご飯   白エビは富山湾特産の海の宝石と呼ばれる小エビ。春から夏にかけて出回り、繊細な味は姿そのまま・・・。
46  牛コマとゴボウとしらたきの炒り煮  極めて庶民的な味覚の持ち主を自認する親爺の、定番常備菜・・・。庶民派味覚の持ち主の皆様にはお試しあれ・・・。
47  生椎茸と昆布の佃煮  美味そうな様椎茸が手に入ったので、昆布と一緒に佃煮にしてみた。好みの味に煮揚げられるから自作佃煮も美味いものだ。
48  親爺特製ドミグラスソース  シチューの素、ハヤシライスの素、ハンバーグやオムレツのソースにも絶好のドミグラスソース・・・ちょっと時間が掛かるが・・・。
49  草団子小豆あん添え  春の野で蓬を摘んで、さっと一手間をかけ草団子を作り、小豆あんを添えて頂く・・・素朴な草団は懐かしく美味い・・・。
50  山里の焼き草餅「やきつけ」  蓬と味噌等を、うるち米と餅米の粉を混ぜ合わせた粉に練り込んで、油を引いた平鍋で焼き、焼き餅とした「やきつけ」は・・・・・。
51  「イカぽっぽ」(イカめし) 「いかぽっぽ」は我が娘達が子供の頃つけた?イカめしの呼び名である。何故そんな呼び方になったのか、今や誰も解らない・・・。
52  トム・ヤム・カイ風スープカレー トム・ヤム・カイは親爺の好きなタイ料理、鶏の具だくさんのスープ・・・。それらしい味を山里で再現して見たら,スープカレーに・・・。 
 番外  山小屋まかない親子丼 まったく何の変哲もない山小屋スタッフの賄いだが、割と評判がいい親子丼・・・ほとんどヒデがつくるが、親爺風・・・。 
 番外  戦前の立山ウサギカレー  戦前の立山の山小屋で、お客様に喜ばれたと云うカレーを、心平がこの冬獲ったウサギ肉で作って見た・・・・・。
番外  山小屋まかないタイ風カレー  可成りいい加減なタイ風カレーだが、やたら辛く仕上げるので、サンゲやミンマには人気がある・・・・・。
番外 山小屋まかないホットタコライスアラ・ズボラ  これも可成り辛いタコライス。親爺の料理は手抜き料理だが、そこはプロのヒデがカバーしてくれるから人気があるのだ。
53  唐辛子で作る「極地用トンガラシ味噌」  これは決して一般向きではないが、雪に隔絶された奥地の山小屋のスタッフなど、人里離れたいわゆる極地に暮らす人向けの・・・
54  タイ・グリーンカレーペーストずぼら風  青唐辛子を大量に仕入たので、れこれの有効利用を考えて行き着いたのがこのグリーンカレーペースト・・・。でも美味いぞ・・・。
番外 身欠きニシン味噌煮  入山前の東北旅行で食べた、山形県村山市蕎麦街道の名店「あらき」のニシンの味噌煮が忘れられない親爺は・・・・・・・・
番外 またタイカレー  ヒデにおだてられ、乗りやすい親爺は又タイカレーを作った。が、同じものは出来ない親爺の料理、まあ、暇つぶしにご覧じろ・・・。
55  秋刀魚の佃煮  いつも宮城県名取市のFさんに頂戴する秋刀魚。今年も有り難く頂き、又佃に作った。親爺その美味さにダイエットを諦めた。
56  パンプキンプディングずぼら流  飛騨古川の先にある「あじか」と云う野菜直売所で、大きなカボチャを200円で買ってきた。これで、見よう見まねのプディングを・・・。
57  大根菜のふりかけ  叔母にもらった大根菜(大根の葉っぱ)を使ったオーソドックスなふりかけだが、意外なほどに美味しいのだ・・・・・
58   蠣のオイル漬け  山中間のYさんに頂いた蠣をオイル漬けにした。初めてのオイル漬けだが簡単で美味く保存も利く。これは楽しい・・・・・
59   鰯のオイル漬け(オイルサーディン)  オイル漬けが面白くなって、オイルサーディンにトライしてみたが、これも意外と簡単に、缶詰レベルを超えた・・・・・
60   牡蠣燻製のオイル漬け  牡蠣の燻製は親爺の好物の一つ。これも勢いでオイル漬けにしよう。美味い物ばかり・・・・・
61   小鮎の山椒煮  琵琶湖産の小鮎を取り寄せて、我が山里産の実山椒の醤油漬けを使い炊きあげた。オカカの大好物・・・・・。
62   又・ビーフシチュウ一寸豪華に  飛騨牛のすね肉を、時間に任せ煮込んで作った一皿・・・・・。
63  有峰の山蕗でキャラブキ  オカカと二人新緑の有峰を訪ねた。林道脇の山蕗を採ってきたので、これでキャラブキを煮た・・・見よう見まねで・・・。
番外  自家製マヨネーズ作り  コツを覚え、安いハンドミキサーさえあれば大凡誰でも作れるはずの自家製マヨネーズ。
64   身欠き鰊の山椒醤油漬け  オカカが村内の叔父の家の庭の山椒の実と若芽を少しもらってきて、親爺は早速これで会津の郷土料理に挑戦した・・・・・
65   ブータン乾燥松茸の佃煮  ネパールの弟分が、ブータン産の乾し松茸を送ってくれた。干し椎茸よろしく、昆布と佃煮に作ってみた・・・・・


以下予告・・・(但し予告及びその順番は大凡意味なくしてこの他の手遊びも随時不定期に掲載仕る心づもりにて候。)

 ”おしん”チキンソテー  チキンソテーも焼き方一つ。でもこれをしっかり仕上げるには”おしん”のような辛抱強さと根性が要る。
 時間があれば誰でも出来る豚バラの角煮  圧力鍋も便利だが、ずぼら親爺には向かない。それでも豚の角煮が食いたいときは・・・な〜に、簡単にできる、時間をかければ・・・。







     

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